膣愛撫で彼女を気持ちよくするテクニック

膣は襞で感じる!さらに上の快感を目指すなら、Gスポットを狙い撃ち。

膣口から子宮口までの管状の器官を膣といいます。これは粘膜そのもので、口の中と同じように常に湿り気があり、あたたかく、表面にはたくさんの襞があります。処女膜といわれるものも、実はそのひとつ。膣ロ近くにある比較的大きな襞で、初めてペニスを迎え入れたときに、これが破れる人もいますが、自転車に乗るなど日常生活のなかですり減る人もいます。初体験まで残っていたところで、痛いだけで女性にとってメリットはありません。

この襞とペニスのあいだに摩擦が起きることで、快感を得られます。女性は襞の一枚一枚で感じるわけではないですが、適度な摩擦は気持ちがいいものです。さらに上のエクスタシーを目指すなら、膣で最も敏感なスポットを狙い撃ちしてください。その名は耳にしていても、大多数の人は実態を正確に知りません。女性が乱れる魔法のスイッチだと思われているようです。

Gスポットはクリトリスの一部 ― こう書くと、驚かれるでしょうか。クリトリスで目に見えているのは、氷山の一角。そこから脚が長く伸びて、膣に巻き付いています。実は、この脚こそがGスポットです。膣の内側から、ここを上手に刺激すると、女性は恍惚となります。位置を覚えてください。膣ロと子宮ロのちょうど中間ぐらい、お腹側の膣壁にあります。大きさは直径約1cmですが、困ったことにGスポットはこれといった目印がありません。

彼女自身も正確な位置を把握していないこともあります。指を挿入して、少しずつ刺激する位置をずらし、感じ方を尋ねながら、ズバリの位置を見つけましよう。探し出す過程自体が、ひとつのプレイになりますよ。

挿入前は無理にイカせなくてもOK!ピークに達する一歩手前で、切り上げる。

ここで、世の女性たちの声に耳を傾けてください。「クリトリスではイケるけど、膣ではイケない」 ― たくさんの女性がこう悩んでいます。もしかすると、あなたの彼女もそのひとりかもしれませんね。膣、つまりUスポットでのオーガズムは素晴らしく、クリトリスでのそれはいまひとつ劣る。こんな考えが根強く存在するようですが、クリトリスでイケるだけでも、とても素晴らしい体験だと断言できます。そこには、うっとりするような甘い快感がありますから、それで十分なのです。

オーガズムはまず、女性が自分の身体に覚え込ませるもの。男性が導くには、ペニスや指の大きさ、挿入の深さ、角度、ピストン運動の速度、興奮の度合い・・・条件をそろえなければなりません。イクのを目指すのは立派ですが、挿入前は、あまりこだわりすぎないほうがいいでしょう。

「イカせよう!」と張り切りすぎて、膣への愛撫をむやみに長引かされると女性は困ります。最初は気持ちよくても、一度ピークを過ぎると、身体が白けるからです。そうなると、挿入後は消化試合のようなもの。はっきりいって退屈です。すでにイッた経験のある女性は別として、まだ未経験の女性の場合は、最初から無理にイカせようとせず、彼女が自分自身でオーガズムを覚えるまで気長に待ってください。

指をクイッと曲げて、そっとタッチ。これだけでGスポットは感じます。

膣に指を入れるとき、彼女には仰向けに寝て、脚を軽く開いてもらいます。ここに入っていくのは、利き手の中指、もしくは人差し指1本ですが、最初は両手を用意しましょう。空いている手の役割は、小陰唇を開くことです。膣の周りをフリルのように縁どる小陰唇ですが、このサイズが大きめの女性だと、指を入れるときに巻き込まれる恐れがあります。引きつれてとても痛いので、慎重にお願いします。

挿入した指は、まっすぐ奥に進めます。彼女が十分濡れていれば、するする入ります。根元まで挿し込んだら、軽く指を曲げましょう。このとき指の腹に当たるのが、Gスポット。膣壁の向こう側にクリトリスの脚があるので、内側から刺激します。

正しい愛撫の方法を紹介します。一度当てた指の腹を、ぐりぐり小さな円を描くようにして押し付けてください。または、トントンツと小刻みに軽くノックします。その強さは、スマートフォンのタッチパネルを操作するときをイメージしましょう。これを淡々と続けます。たったこれだけの愛撫で、彼女は感じはじめ、ひとりでに快感の階段をのぼっていきます。

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