セックスは、必ずしも愛情をベースになされるものではありません。快楽のためだけに、またはさまざまな事情からセックスをする人たちは多くいます。望まない妊娠やSTD(性感染症)を予防しているなら、行為の是非はここでは問いませんが、愛情のあるセックスはそれとはまったく別次元だと知ってほしいです。
なんといっても、両者は快感の度合いが違います。相手をより深く受け入れたい、相手にもっと悦んでほしいと思うのは、愛情があればこそ。そして、女性は男性以上に、愛情を必要とする傾向にあります。男性と女性とでは、性反応の仕組みが違います。男性は、ヌードやセックスシーンを見るなど、視覚的刺激で興奮してペニスが勃起しますが、それ以外にも物理的な刺激でも反応します。一度勃起すれば、セックス=挿入が可能になりますし、女性の膣内で摩擦を受けると射精もするでしょう。
一方、女性が物理的刺激だけで身体を開くのは、とても難しいことです。なんとか体内に受け入れても異物感しかなく、摩擦も痛いだけ。多くの女性は、愛情がなければセックスで快感を得られないのです。男女とも、恋をすると脳内から「テストステロン」が出ます。テストステロンは男性ホルモンの一種で、性欲を司ります。愛情を感じるとセックスをしたくなるといいうのは、とても自然な流れなのです。
パートナーを慈しみたいと思う気持ちと性欲とがともに高まってするセックスと、物理的な摩擦の刺激を受けるだけのセックス。どちらが気持ちいいかは、考えるまでもありませんね。気持ちのいいセックスを目指す当サイトでは、思いが通じ合うふたりのセック
スを大前提とします。気持ちと身体、どちらも高め合えるセックスがいかに素晴らしいかが伝われば、本望です。